海のシリーズ
生まれも育ちも港町で、海はとても身近な存在です。
美術講師の仕事で離島に行くようになってからより一層そう感じることが増えました。
水面に光が反射してきらきらと瞬くのを眺めるのが好きです。
さざ波の声に耳を傾けながら眺めるのが好きです。
生まれも育ちも港町で、海はとても身近な存在です。
美術講師の仕事で離島に行くようになってからより一層そう感じることが増えました。
水面に光が反射してきらきらと瞬くのを眺めるのが好きです。
さざ波の声に耳を傾けながら眺めるのが好きです。
蔓のシリーズ
蔓はそれだけでは自らの体を支えられず、他の樹木に絡み、
巻き付いて互いに支え、助け合いながら先へのびていきます。
蔓が絡み、交差する様子に時の歩みを感じます。枯れている蔓の先から新芽が芽吹き、
また新たな歴史を刻んでいく、その様子に人の営みを重ねています。
人と人とが関わり合い、さまざまな選択を繰り返し歩を進めていく。
決して平坦な道のりだけではなく、思わぬところに落とし穴があったり、
渦に巻き込まれたり、人生はまさに蔓のようだと感じています。
蔓はそれだけでは自らの体を支えられず、他の樹木に絡み、
巻き付いて互いに支え、助け合いながら先へのびていきます。
蔓が絡み、交差する様子に時の歩みを感じます。枯れている蔓の先から新芽が芽吹き、
また新たな歴史を刻んでいく、その様子に人の営みを重ねています。
人と人とが関わり合い、さまざまな選択を繰り返し歩を進めていく。
決して平坦な道のりだけではなく、思わぬところに落とし穴があったり、
渦に巻き込まれたり、人生はまさに蔓のようだと感じています。
樹洞のシリーズ
樹洞はまるでブラックホールのように見えます。
穴の向こう側は、どこか別の場所に繋がっているのではないかと期待します。
ここではない何処かへと連れていってくれるのではと期待します。
しかし、結局は何処へも行けやしません。陰が渦を巻いているだけなのです。
樹洞はまるでブラックホールのように見えます。
穴の向こう側は、どこか別の場所に繋がっているのではないかと期待します。
ここではない何処かへと連れていってくれるのではと期待します。
しかし、結局は何処へも行けやしません。陰が渦を巻いているだけなのです。